闇へ手を伸ばす。

自転車と関係ないお話。

自営業と名乗っているものの、自分のお仕事はフリーランスに近い。しかし、自分で仕事を作り出すことがほとんどである為に、待っていてもお仕事は来ないのだ。
レースにもエントリーせず、「やる気無いな…」と思われている方もいるかも知れませんが、今と、未来のお金が不安定であるが故に躊躇してしまうのです。(レースは本当にお金が掛りますよね)

先日、婚約者と破局し、全てを売り払ってランボルギーニを購入しアメリカ大陸を横断した男性のお話を読んだ。まあなかなか思い切ったどころじゃないぶっ飛んだお話なのですが、自分は通ずる所を感じて、神妙に読みふけってしまいました。

「誰かの期待に沿って生きるということは、もともと無理な話だ。自分に従って生きたほうがいい――そして僕にとってはそれは、可能な限り自由であることだ」

毎日、一寸先は闇。それでも手を伸ばし続け、闇の中に足を踏み入れて行くしかない。

好きなことしかやりたくなくて、気分が乗ったら神懸かり的な行動力とパワー。気が向かないと全くなにも出来なくなる人。(とある、当り過ぎて怖かった占いより)
私はそういう人間なので、良く闇の一歩手前でうだうだと思い悩んでいることも多いです。本当に良く考えて、人と関わったり、物事を進めないとダメになる事もやっと分かってきたよ。愚直にも人とぶつかり、壁に当たりながら何かを模索する毎日で、明日が来るのが毎日怖くもあり、そしてとても楽しみでもある。

先ほどの言葉そのままですが、人の期待に沿って生きようとするのは、本当に難しい。

私は自由を求めて行きたい。それが故に自転車を愛しています。