4種のフォーム考察(バイシクルクラブ9月号)


非常に面白い記事でした。

-最近までの主流だった「曲」タイプ

  • やまめ理論で表舞台に出た「直」タイプ
  • ボーネンみたいな乗り方「S字」タイプ
  • 1%しかいない「反」タイプ
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これは本当に面白い記事だなと思いました。今回の特集は特にハンドルの握り方やパーツのセレクト、乗らずにただ立っている時の姿勢の意識までタイプ別に解説されていて、かなり分かりやすいと思います。


自分が自転車を始めた頃は、「曲」タイプの乗り方が全盛だった。当然、自分もそれに添ってこう乗るもんだ!と頑張ってきたわけですが、どこか違和感があったわけです。


そのうち、乗り込むようになって自分のフォームを見ても、どうもそれじゃ乗りにくいんだよなぁって。


最近ですよね、対になるやまめ理論「直」が着目を浴びたのって。受けたことはないけれど、色んな人の記事を見る限り、スペシャのBGフィットも近い理論でフィッティングが行われているイメージ。(実際どうなんでしょうか?)


2つの簡単なテストをするのですが、やってみたところ、自分は「直」「反」のどちらかであることは間違いなさそうです。十中八九「直」だと思います。(もうひとつのテストの結果が今ひとつ分かり難かった。)


人の体は凄いもので、メッセンジャーを始めて、2年半をかけて少しずつ変化させてきたセッティングは、結局前にガッツリ乗っていた時のセッティングとほとんど同じでした(笑)


そして、記事にある「直」のフォームの作り方は、ほぼ、自分の頭のなかで作ってきた乗り方と同じです。でも、理屈に後押ししてもらうとスッキリしますよね。フォームが崩れてきた時の立て直しも理論的に出来ますし。


ただ、少し前下りが合うとされているサドル。自分はコンコールじゃないとダメで、理屈には合わなかったり。ブラケットは水平か前下りが良いとされているけれど、自分は昔から逆で、しゃくった方が乗りやすかったり。まだまだ、疑問は残ります。


でも、こうやって理論と実践のすり合わせをしていくのもまた楽しかったりしますよねー


というわけで、この記事は一読の価値有りです!