富士ヒルクライム本番編

富士HC : 74分36秒

Ave.ケイデンス 91rpm
Ave.HR 175bpm

初参加。85分で申告したため(八ヶ岳のタイムを参考に)第4スタート。(第1はアスリートクラス、第2は女子。)写真はイベント編/当日の記事に譲りますが、凄い人の数…。
スタート前にはTMRの皆さんやMSのyuukiさん、okamoderaさんなど知り合いの方々とお会い出来てテンションアップ。

さて、運よく位置取りは前の方に。
スタート地点から、料金所の計測開始地点までは距離がありますが、ココまでで調子の良さは実感。計測開始から心拍を178程度まで上げて、まずは勾配のある坂をやっつけにかかります。ほぼケイデンスも適正に、心拍も後半は多少落ちましたが175〜182の間で非常に良いZONEで走る事が出来ました。

第2〜第4スタートの方をかなり抜く事になり、気分は良い半面、同じペースの人を探すのに苦労しました。

気をつけたのは以下の事。

  • ケイデンスをキープ
  • 疲れる前にダンシングを織り交ぜる
  • 勾配が強い部分は無理をしない
  • 4%以下の坂では逆に踏む!23km/h以上に保てるように
  • 風を侮らない
  • しっかり水分を取る

勾配の強い所では抜かしていく人もいますが、ここで頑張ってはダメ。パワーを一定に保てるように緩い所で、可能な限りドラフティングに入りながら加速するようにしました。時折、合図を送って先頭に出つつ、先頭交代しながら登ろうと試みますが、ペースが合わない様子で気が付くと後ろに誰もいない…。(第3スタートしていればそんなことはないはず)

ダンシングで前との差を一気に縮めつつ、集団を渡り歩いた形になりました。不思議と辛くはなく、息が上がった感じも殆どなかった。何時になく集中できていました。最後を除けば、ダンシングも余裕を持って使うことができ、疲労の分散と気分転換になりました(笑)ただし、後半につれて上半身が疲れてきて、ダンシングがしんどくなってきました。心拍も下がってきていたので、踏ん張りが効かなくなってきていたのでしょう。反面、足はまだ余裕がありました。

最後の強い坂を超えると現れるゴール前のフラット部分では、ここで加速すべき事を知っている他の選手が猛然と速度を上げます。それに必死に飛び乗って、40km/hまで上げる。バテたころに最後の登りゴール。スプリントする元気はなく、必死にダンシングしてゴール。

75分を切ったという、(自分的には)快挙なタイムを達成できて大満足。
自分は山でテンションが上がるタイプではなく、クライマーだとも思えません。むしろ苦手意識が強かったのですが、やっと真面目に練習してきた成果を自分で見る事が出来ました。嬉しかった〜。

(詳しい出来事はイベント編に譲ります)
一夜明けて足だけでなく、腕や体幹の筋肉など万遍なく疲労感が。やはり良い感じで登れたようです。2年前の自分からは信じられないなぁ。いつか、入賞とかに絡める走りをしてみたいものです。