チャレンジ200kmOVER。初柳沢峠。


カズさんと柳沢峠へ。奥多摩湖のさらに25kmほど西。山梨県です。

2人旅の気楽さと話が弾んだ事も重なって、多摩サイは色々と話しながらLSDペース。そのまま羽村までまったりと春の晴天を楽しんで、新奥多摩街道へ。

青梅からは奥多摩湖へ向かうのですが、ココからのアップダウンは地味に辛いんです。ローテしながら段々真面目に走りまして、売店がある道の駅で円満に補給&休憩。

そこからは少し平坦基調に戻りますが、とにかく長い道のり!ココまでで70km以上走っています。そこからさらに奥へ行くと、さすがに車も少なく、深い渓谷の澄んだ空気。湿気も少ない適度な気温で(18℃くらい)気持ち良い事この上なし!今日のカズさんとは足もちょうど良い感じで合っていて、苦しみつつもスムーズに先頭交代しながら、無理しすぎない程度に走ります。

残り15km位から本格的な勾配が始まりまして、5%ぐらいから最後は9%程度になる登り易い峠です。

結構サイクリストが多く、2人でたいがいの人たちはパスして先に進んで行きましたが、一人だけ抜けない方が。。結構必死に追いついてペースを確かめると、かなり近い良いペースで登っている様子。ご挨拶すると、先ほどから何度かすれ違っていたようで、話も盛り上がり、一緒に登る事に。

これが全く侮れないペースでして、特にダンシングが力強く、2人で必死に食らいついて行く感じ。最初は楽に登ろう的な話で、しかも珍しく100km近くまで平和なペースで来たのに、結局マジ登りする感じになって行きました(笑)

自分はというと、”登りでのシッティング”のコツが急に掴め、シッティングメインで食らい付きました。コツは、お尻の後ろの方で座る感じで骨盤を立てること。そうすると突然腹筋を中心に、体幹の筋肉が使えて明らかに力が入るようになりました。やはりフォームがいかに大切か分かりますね。一方ダンシングは使えるものの今一つ…。

最後、勾配がきつくなる所までは良い感じに登りましたが、そこでゲスト参加の彼がアタック。全く付いて行けず、峠は終了。それでも、カズさんと並んで登り切れたのは自分にとって何よりの勲章でした。久しぶりに達成感のあるゴール。ほぼ売り切れ状態でしたが。。。頂上で、すでに110kmを突破…。

頂上で景観を楽しみつつ、出会ったI君と談笑。大学生であることや普段どこを走っているかなど、これまた話が盛り上がりました。年間3万キロ走行を目指しているそうですよ…。すっかり仲良くなって、連絡先を交換しつつ帰路も一緒に。ダウンヒルも走り易く気持ちよかった〜。サーベロになって、やはり下りはだいぶ安心感が増しましたね。

全く集団で走った事が無いとの事でしたが、僭越ながらローテーションの理屈などを説明させてもらったところ、サックリと綺麗に先頭交代にに加れていました。

折しも、帰路はずーっと結構な向かい風に苦しめられたので、壁が(自分の独特な呼び方だと思いますが)3人になった事はすごく助かりました。お陰で、ヘロヘロになりつつぐんぐん進んで、あっという間に(でもないか…)青梅へ。

補給だけは怠らないように、意識してがつがつ取りました。最後に立川でI君と再会を約束しつつお別れ。ぜひこれから色々とご一緒して行きましょう!

なるしまへ寄ったのですが、そこで買ったメイタンのサイクルチャージが効きまくってびっくり!今まで全く使っていなかったのですが、明らか!と断言して良いほど元気になりまして、そこからの40km全然元気でした。Cervelo号に試してみる予定の金バーテープも購入。

残りの帰路、多摩サイと側道を併用しつつカズさんと平和に復路をたどりまして、多摩川原橋でお別れ。いやー今回のツーリングは特に楽しかったです。今回もありがとうございました!

残りの15kmは甲州街道を一人旅。40km/h出す元気がありました(驚)

柳沢峠ツーリング : 222km

しかし、家に帰ってしばし撃沈(笑)初の200km越えでもありましたが、ちゃんと休憩してよく食べれば大丈夫そうです。GWは風張行き、スバルライン行きとまだ2つ予定があり楽しみです〜。

最近分かってきたのですが、自分は自転車でレースに勝ちたいわけでも、記録を伸ばしたいわけでもありません。自転車を通じて取る人とのコミュニケーションが素敵過ぎるという事に尽き、それが楽しいのです。ロードバイクに出会えてよかったと、しみじみ思う1日でした。(何故か練習はきっちり真面目にやっていますけどね。。)

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