初ロードインプレ


というわけで、今日引き取りに行ってきました。
私の人生初ロードバイクは、写真の通りLOOK555です。


Y'sRoadの企画品で、105コンポーネント+オリジナルブランドで組まれたもの。
全てが思い通りではない代わり、本当に安価に入手できました。

憧れのフルカーボンバイク。
Y's渋谷で問い合わせてもらって、新宿のマニアックの方で購入しました。

購入の際は、ちゃんとサイズを測ってくれるんですが、このLOOK555、一番小さいサイズが51(S)なんです。私の身長(170cm程度)だと、実は大きいそうで…。

*49(XS)が平均適正サイズ。ワングレード上の565から存在する。


という訳で、170を超えた身長の方にしかお勧めできないとのことでした。
むちゃくちゃショックだったんですが、一応計測してもらったんです。

なんと、思ってもみない結果が。

私は手足が、平均的な日本人に比べ長いらしく、身長は満たないものの、このフレームサイズでほぼぴったり適合すると。

手足の長さなんてどうでもいい。とにかく、この555に乗れる事が嬉しかった。


で、今日
●サイコン
●ライト
●サドルバック
●バズキル
●予備チューブ
●盗難防止用のハブクイック

などを買い足して、無事納車。
いよいよ・・・・。



<<ファーストインプレッション>>
初めてBD-1に乗った時のような「何これ!?」という衝撃はありませんでした。
BD-1も、改造必須ですが、かなりいいバイクです。
しかし、何というか、おいしい速度が違うんですよね。
いとも簡単に40km/h台に乗せられるこの感覚はやっぱり衝撃でした。



●前傾
私は、ドロップハンドルにもう慣れているので違和感なし。
しかし、初めてのドロハンの時(奇しくもセイジさんとの初対面の日)は怖くて仕方なかったです・・・。

ハンドル幅が
380mm<BD-1
400mm<LOOK555>
と違うのと、STIレバーが新型で形が違うため、ちょっと違和感がありましたが、すぐ慣れました。

BD-1よりちょっとハンドルが下なんですが、さすが測定をしてポジショニングしたバイク。
全く違和感なし。体の筋肉が使いやすくて、本当に乗りやすい。
計測は絶対大事ですね。


●乗り心地
初めてのカーボンバイクだったわけですが、ちょうどバズキル導入前と導入後にそっくり
震動は伝わりますが、続かない感じ。
555は割とコンフォートな乗り味なのだそうです。私の比較は自分のBD-1しかないのですが、確かにBD-1に比べて、路面のがたつきが穏やかです。

反面、ロードインフォメーションはBD-1の方が豊かです

これは、小径車の楽しさの要因ですよね。

長い時間乗っていても疲れないのは確かです。


●加速性、速度維持
ホイールはWH−550と、エントリークラスのもの。
タイヤもけっして良いものではありません。

それでも、30km/h台後半へ、40km/h台への加速は何故かBD-1より楽。なんで?加速は小径車の利点だと思っていたのでわかりません。重量の差でしょうか?(たぶん2kg以上軽い)


速度維持は明らかに楽です。
というより、ペダルを止めた時のスピードの落ち方がゆるやかです。ホイールが大きいから当たり前ですよね。もっと足回りを良いものに変えたらすばらしいかと。


実はコンパクトクランクなせいもあって、ケイデンスBD-1と同様、90回転以上維持も楽勝です。


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結局のところ、BD-1での以上の改造がロードバイクへの移行を違和感無いものにしてくれました。

●ピンディングに慣れたこと。
普通のペダルとピンディングでは30%も使える筋肉の量が違うといわれます。
事実、私はもうピンディングなしで自転車には乗りたくありません。

●高回転で乗ること。
ワンフィクションシートピラーとドロハンの導入で、高回転で乗るようになりました。
これは革命で、使うギアが劇的に軽くなりました。ついでに巡航速度も劇的に上がりました。
現在はフロント60Tである意味がなく・・・。
という訳もあり、90rpm以上クランクを回すことは自然になっていました。

●ドロップハンドルの効果
ロードを買うと決める前から、ロード系の雑誌を見て研究していました。
深い前傾と、正しい姿勢で、足の筋肉だけでなく、一番大きな体幹の筋肉が使えるようになります。ドロップハンドルに慣れるにつれて、効果の絶大さを知りました。


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この3点から、違和感無く乗り変えられた訳で。
ある意味、感動が薄れて不幸かもしれません(笑


家から渋谷までなど、10km程度だったらBD-1で本当に充分です。
改めて、BD-1の実力は凄い。

しかし、剛性や高速時の安定感はロードバイクの方が明らかに上で、私の場合、それが車道を走るのを躊躇させない理由になっているようで、ロードに乗るとなぜか自然に車道を走ってしまいます。


なんにせよ、これから乗り込んでいく中で、きっともっと大きな違いを見つけていけることでしょう。