トレーニング復帰


やっと乗れた・・・

尾根幹・連光寺多摩川 : 94.6km

ローラーを除けば2週間近く乗った記憶がない。
折りしも、久々な快晴(東京にいる日で)で気持ちよく目覚めた。

荒川がどうも気分的にアレなので西へ。

しばらく乗れなかったときの例に漏れず、やたらと心拍が高い。
疲れていないから心拍を上げられるのと、心肺が先に弱るからだろう。

体が動こうとするイメージと、実際が噛み合っていない感じで苦しい。それでも、やはりロードバイクに乗って走り出せば数秒で恍惚感に包まれる。完璧に自分にフィットし、体に馴染んだ数々の感触。風を切る音。ダンシングをした時の浮遊感。やはり、ロードバイクは気持ちよい。

この乗り物に乗るのに意味なんて必要ないのだ。無理して競う必要も、辛い思いをする必要もない。
ただただ、心地いいのだ。もがけば10秒でボロボロに疲労できるし、ゆっくり乗れば4、5時間平気で乗り続けられる。

やはり、この趣味を持ってよかった。

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余りに心拍が上がる。20号でいつもの感覚で走ると、あっという間にFT値の166拍だ。
ちょっとがんばるとソリアに入ってしまう。体が慣れるまで、メディオ域を上限にゆっくりと。

多摩川へ先に入って、20kmほどLSDペースで流す。半分ぐらい着て、ようやく心拍が60%(120拍)前後で落ち着き始めたのでトレーニング開始。

9、10月のテーマは持久力増強だった。
このサボった2週間で衰えたとはいえ、実感できるほどに持久力はアップしたと思う。

何かに書いてあったが、楽しむためにも結局長所を伸ばすしかない。
自分の売り物はやはり無酸素運動能力なので、今月はまたインターバルをやって、繰り返しアタックできるリピータビリティーを養う。

スプリント想定ではなく、アタックして逃げて、しばらく逃げ切れるような走り方を身につけたい。

あ、今年は仕事が落ち着かないので割り切って体を鍛えます。
来年はもう少しレースにチャレンジしてみたいですけどね。

久々の稲城連光寺から。
でも、すでに尾根幹入り口の坂で息絶え絶えになるようなダメっぷりだったので、メディオで流して上る。
それでも休まず上がって、天国の階段もキープ。ピークに向けて一気に加速して維持・・・なのだが垂れる。ダメダメ。心拍は187(97%)まで追い込む。

そこから尾根幹は地獄の登りスプリントリピート。
もちろん回復しきれないので非常に辛い。垂れまくりで凹んだ。最後のトンネルに向けてのスプリントを最後に、死亡(笑)

復路はもー気力が尽きてダラダラ走・・・。
というか、ノック気味。慌てて補給する。(走りながらだが・・・)燃費悪。

ヘロヘロで尾根幹を抜け、すでに80km走破。リハビリとしちゃ十分だと判断し、多摩CRでリカバリーしつつ帰還。


しかし20号に入り、タレ気味で34km/hでダラダラ走っていたら抜かされ、スイッチが入る(笑)全然本格的な装備でもない人にムキになり、信号無視して走っていく相手を45km/hまで上げて追走。途中でさすがに抜かし、そのままだんだんタレながらも(ダメ・・)行ける所まで高い強度を維持した。心拍が常に90%越えだ・・・。おかげでいい練習をもう一つできた。

家に帰って、仕事の電話を取りつつ、
プロテイン摂取
○ストレッチ
○シャワー
○メシ

と、すっかり日常が帰ってきた。
音楽で飯を食おうとする人も変わらないのだが、一日にして劇的に生活が一変することなどありえない。
自分の仕事も、大きな節目を終えたが、まあ急には何も変わらない。

自転車も焦っても仕方ない。
ゆっくり楽しく強くなればいい。

久しぶりに乗ったが、涙が出そうになるほど楽しかった。
自転車はやはり楽しいよ。